ウプサラの広場には9月19日の総選挙のために主要政党の小屋が立っている。それぞれの政党がさまざまなイベントを催して有権者にアピールしている。前のブログにも書いたが、毎日がお祭りのような感じである。今日はいつもにも増して、多くの子供や若者でにぎわっていた。4、5人のグループに分かれて、色んな政党の小屋を回って話を聞いていた。ペンとノートを手に持ち、熱心にメモを取っている。
なんだろうと思ったら、社会科の授業の一環で来ていたのである。小学生から中学生、そして高校生まで幅も広い。「4年に1度の貴重な機会だから、先生が取材してこいって」。ジャーナリズムの授業を履修している高校一年生の男子が言った。どこか支持している政党はあるのかと尋ねると、「今のところは社会民主党だけど、まだこれから話を聞いて決める。ただし、スウェーデン民主党(極右党)は考えていない」という。
隣の小屋をみると、環境党の候補者の女性が、中学一年生のグループに次のように話しかけていた。「環境党には二人の党首(スポークスパーソン)がいるの」。環境党の小屋には途切れることなく、多くの子供たちが集まっていた。「環境問題」というのは分かりやすいので、とくに若者受けがいいのだろう。環境党の候補者は満足そうな顔をしていた。
極右党の小屋。よく落書きされている。
これは夜20時、スウェーデンの穏健党(保守党)のユースの団体が開いたイベントの様子。スウェーデンでは明日の9月1日から事前投票が可能になるため、若い学生達(主に高校生)は「穏健党に投票を」と呼びかけている。この日はテントを張って泊まり込み、朝から町を歩いて投票を呼びかけるらしい。
内田樹さんが自信のブログで本を短期間で出版させる今の出版業界に対して苦言を呈していましたね。
そしてそれが勝間さん、茂木さん、さらに池上さんへと論争を発展させていますね。
内田さんのスタイルは個人的に私は好きですね。
就活たいへんですよ~笑おぐしさ~ん。思ったことをストレートに言いすぎて日々怒られるんですけれど。。。難しいですね。尖ったままでいたいのにそうさせてもらえなくなりそうででも尖ったまんまで頑張ろうと思います。
ぴぃちゃん
今回の件では、内田先生を見直したね。さすが!ってつい叫んでしまった。自分の本の出版を中止するって、よほどの自己批判精神が強くないとできないことだよ。たぶん自分でも「こんな本出して意味あるのか」ってどこかで無力感を感じていたと思うよ。俺も昔は内田先生の本を欠かさず買っていたけど、ここ数年はずっと買ってなかったんだ。だって、あまりにも出版される本の内容に「発展性」がなかったんだもの。「新しさ」「驚き」「違い」が全然ないような本を装丁とタイトルだけ変えて出しているだけだもの。編集者が悪いっていっても可哀想かもね。彼の本は何でも「それなり」に売れるから、もしも自分の所から出さなければ他が出すことになる。結局、生産的でないと分かっていてもやらないとやられるから勝ち馬に乗っちゃう。だから内田先生がいうように止められるのは作者しかいないわけだ。その意味で、茂木さんにはがっかりしたね。自分の書くものの価値を見つめられなくなればまずいよ(まあ、彼の場合は編集者に配慮して反論したんだと思うけど)
ほんとに就職活動は大変だよね。。。。でもでも、日本だけじゃなくて世界の国々と比較すれば、失業してても特に気にならなくなるよ(笑)。若者はスウェーデンでも25%くらい失業しているし(非公式の数を考慮すると30%くらいになるとか?)。スペインやポルトガルでも40%くらい失業しているよ。まあこんなこといっても慰めにならないな。ほどほどに尖ってほどほどに仮面をかぶって乗り切ってください!!