スウェーデンには「レーザードーム(Raserdome)」というインドア•サバイバルゲームの娯楽施設がある。レーザーガンで、対戦相手を打った回数が多い(あるいは打たれた回数が少ない)チームが勝つというゲームである。スウェーデンでは各主要都市で商業展開していて、ストックホルムには二つの店舗がある。子供から大人まで人気の娯楽になっている。
私はペイントボールという野外のサバイバルゲームはウプサラでやったことがあるが、レーザードームは名前すら知らなかった。ペイントボールで打たれると、打たれたところに色がつき、手や顔に当たれば激痛をもたらす。レーザードームはもっと簡単に安全に楽しめる。補習校の生徒達が面白いと勧めるので、卒業式の後でみんなに連れていってもらった。
補習校から5分程歩いたところ、ロドマンスガータン駅のすぐそばにレーザードームの店舗がある。市立図書館の正面口の向いの通りのわきの入り口を入り、地下の階段を降りると受付がある。その後ろに、40m×40mほどの薄暗い対戦フィールドが広がっている。
(カメラを持ち込むのを忘れて写真が取れなかった。これはネットの写真!)
レーザードームの値段は2ゲーム(15分×2)で120kr (約1400円)。フィールドの手前の控え室に入り、まず上半身に専用のベストを装着したあと、レーザーガンを手にする。ベストとレーザーガンの表面にはそれぞれ装置が付いており、レーザーの光に反応するようになっている。身体を打たれると、6秒間、レーザーガンを打たれると、3秒間の停止状態に陥る。停止している間は、銃を打つことはできず、また敵から打たれてもカウントされない。ちなみに、安全のためにドーム内を走ることは禁止されている。
僕らは黄色チームで11人。他には赤チームが10人、青チームには10人程がいた。
最初、目が慣れるまではドームの中は薄暗く、よく見えない。と、すぐに敵の襲撃を受けて、あっという間に打たれてしまった。レーザーで打たれると、「ヴゥーン」という音が鳴り、ベストが光る。6秒間の停止状態の間に後方へと逃げて、再び臨戦態勢を整える。気を取り直し、遠くからレーザーを連射していたら、チームメイトを打ってしまっていた。
赤チームは二階に陣地を確保し、動こうとしない。こちらが近づくと、二階の壁の隙間からレーザーが飛んでくる。こうなると攻める方が圧倒的に不利になる。赤チームと青チームに挟まれて、とにかくボロボロに打たれて、何もできないまま15分が終わった。控え室に戻り、結果を見てみると、私たちのチームは二位だった。個人の成績も表示されている。それによれば、私は最下位から二番目だった。たぶん50回以上殺されていた!
二試合目は二階に陣地を確保し、チームプレイで動くことにした。主な対戦相手は小学生の小さな子供達だった。スタート直後、彼らは一試合目の私のように要領を得ずに丸腰で歩き回っている。ごめんと思いつつも子供達の背中を追いかけて次から次へと打ちまくり、大量のポイントをゲットした。二試合目が終わり、結果を見ると、うちのチームが一位で、個人の成績は私が二位だった。ちなみに個人部の一位はうちの生徒の男子だった。
レーザーゲームは、勝ち負けに拘らなければ、ストレス発散と息抜きには格好の遊び。スウェーデンにきたらぜひレーザードームへどうぞ(笑)。
こんにちは!
スウェーデンに居る日本人はいないかなぁ~とブログをウロウロしていてココにたどり着きました(^^)
私もUppsalaにこの夏から1セメスターだけですが、交換留学に行きます!
今はカナダのUniversity of British ColombiaでInternational Relations majorでundergradをやっていますが、UppsalaではPeace & Conflictsのプログラムを取りたいと思ってます★
5ヶ月という短い時間ですが、NGOなどのボランティア活動も現地で出来たらいいなと思ってます!
またちょくちょく遊びに来ますね♪
Natsukiさん
こんにちは、British Columbiaは友達が通っていましたが、良いところらしいですね。とにかくキャンパスが広くて、ザ大学のような雰囲気だとか。それに比べると、ウプサラはこじんまりとした町かもしれません。まあ、ウプサラはウプサラで独特な雰囲気があって面白いと思いますが。
私も夏以降もウプサラにいる予定ですから、こちらにいらしたら、ぜひ連絡してくださいませ。