ウプサラの語学学校

 ウェーデンはもう夏休み。私も6月下旬から、スウェーデン語の学校に通っている。自分で勉強しようと思えば出来たかもしれないが、ウプサラは夏休みの期間、学生がいなくなり、ゴーストタウンみたいになって気持ちがなえる可能性がある。毎日の生活リズムを保つために学校に通うことにした。
 今回は、語学学校のことについて書こうと思う。
 学校の名前は、ウプサラインターナショナルサマーセッション。スウェーデンでは一応名の知れた語学スクール(夏休みと冬休み限定)のようだ。私はスウェーデン人の友達に教えてもらった。参加者は、世界各国から集まるとされているが、実際はアメリカ人とドイツ語圏の人達が大半を占めている。南欧、アジア、南米の参加者はほとんどいない。日本人の参加者は例外的に多く、私を含めて6人もいた。日本のスウェーデンに対する関心は、高すぎるほど。
 私のクラスの人数は8人くらいで、先生は、60歳近いスウェーデン人の男性。スウェーデン語教師としての経験は長いが、オランダに長い間住んでおり、最近のスウェーデンの事情について分かっているのか少し疑問符が付く。また、一ヶ月間の授業計画もなく、授業の進み方もその場しのぎの適当な感じでイライラすることがある。授業の質は先生とクラスメイトによって決まるが、これは事前に決められないから仕方ないと割り切るしかない。
 この語学学校では、英語が出来ることは前提になっているので、英語が苦手な人は苦労することが多いかもしれない。スウェーデンへの特段の興味がないと疲れてしまうだろう。加えて、参加者の年齢層が高いことも重要なポイントである。今の参加者の平均年齢は約32歳。ほとんどの人達が仕事をしながら夏休みを利用して来ている分、授業に対する姿勢はとても熱心である。若い雰囲気を期待している人には合っていないかもしれない。アクティビティーやイベントもそれなりに用意されている。社交イベントや飲み会に加え、ヴァームランドへの小旅行、ラップランドへのハイキング、フィンランドへの旅行などもある。
 特にスウェーデンに博士課程や修士課程で来る人達には良いプログラムかもしれない。私もスウェーデンで修士を始めるときに取っておけば良かったと思っている。授業が始まるとすべて英語になるのでスウェーデン語を勉強する意欲も時間もなくなってしまうからだ。今さらそんなことをいっても仕方ないので、これから一ヶ月は集中して取り組もう。

ぐし について

スウェーデンのウプサラ大学大学院政治行政学修士取得、欧州議会漁業委員会で研修生として勤務後(-2013年3月)、ブリュッセルでEU政策や市場動向などを調査の仕事に従事。2014年11月から慶應大学のEUSI研究員。千葉市まちづくり未来研究員(自転車政策)。NPO Rights副代表理事として若者政策(主に若者参画)の提言や分析を行う。連絡先:gushiken17@hotmail.com
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