がんばろう、日本

 関東大震災から1ヶ月が経過した。
 日本から流れてくる被災地の映像には、ただただ言葉を失った。最初の一週間は、日本からのニュースに釘付けになった。何も手に就かず、インターネットを追うばかりの日々が続いた。被災者たちは、避難所生活を続けている。福島原発の住民も避難を余儀なくされている。いつまで避難所生活が続くのだろうか、これからもあの地で住むことができるのだろうかー。被害に合った人達を思うと、気の毒で仕方ない。
 でも、オロオロと心配するばかりでは復興には役に立たない。自分の信条に反して自粛してばかりでは復興の妨げになってしまう(ネットでは他粛と呼ぶらしい)。それぞれが自分の足場をきちんと固め、自分のやるべきことをやるしかない。
 
 また、テレビや新聞に対して被災地の悲劇的な様子を映さないよう配慮を求める意見があるらしい。毎日新聞の記事のなかでも、ある記者は、読者への影響を考え、現地の写真を出すかどうか迷っていると書いていた。これはまずいと思う。マスメディアの役割は、伝えるべきことを伝えることである。たとえ、国民が嫌がることでも、目を背けたいことでも、メディアに携わる者が伝えるべきだと感じるのならば、それは出さないといけないだろう。
 もちろん、わざわざ可哀想な「絵」を見つけてセンセーショナルに報道するなんてことは問題外であるが、取材者が伝えなければいけないと心の底から感じたとしたら、それを出すことに躊躇する必要はないはずだ。メディアの自粛を求めることは間違いである。むしろ、読者や視聴者には、震災のニュースに向き合うかどうか自分で判断することが求められている。それぞれがそれぞれの仕方で対応していくしかない。
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 私の住んでいるウプサラでは、日本人を中心に、街頭での募金活動をしたり、チャリティーイベントを行っている。それぞれができることで貢献しようと努めている。被災地が復興するために、被災者が普段の生活に戻れるために、そして日本が生まれ変わるために、一人一人が出来ることをやっていくしかない。がんばろう、日本!
  
      (ウプサラでの街頭募金活動:4時間で約70万が集まった!)

ぐし について

スウェーデンのウプサラ大学大学院政治行政学修士取得、欧州議会漁業委員会で研修生として勤務後(-2013年3月)、ブリュッセルでEU政策や市場動向などを調査の仕事に従事。2014年11月から慶應大学のEUSI研究員。千葉市まちづくり未来研究員(自転車政策)。NPO Rights副代表理事として若者政策(主に若者参画)の提言や分析を行う。連絡先:gushiken17@hotmail.com
カテゴリー: スウェーデン(その他) パーマリンク

がんばろう、日本 への2件のフィードバック

  1. akisue より:

    ご無沙汰してます。
    古谷の紹介で一度だけ飲みにいった秋末です。(覚えてっかな)
    確かぐしけんの実家、千葉だった気がするんだけど、そっちの方は大丈夫ですかね。
    ブログ、ずーっと見てるよー。
    いいね、スウェーデン。遊びにいきたい。
    今年の3月で僕も修士を終えて、今年度から仕事してます。
    日本に帰ってくることがあれば、また会えたらいいなぁ、って思ってます。
    研究、がんばってください。

  2. おぐし より:

    秋末さん
    どもども、お久しぶりです。もちろん、覚えております。ありがとう。私の実家は家族共々無事でした。こっちにいると断片的なニュースは手に入るけど、日本の「空気」みたいなものが今一掴めず、気になっています。
    仕事始めますか!混乱期で色々とバタバタしていると思いますが、気張らず、気楽に気長にやりましょう。日本に帰ったときは飲みに行きましょう!連絡します!
    スウェーデンにも機会があればぜひ遊びに来てください。
    いつでもウェルカムです!!ではまた!

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