カナダから帰ってきました

 ーも、19日の夜にカナダから日本に帰ってきてました。そして20日から3泊4日で某S谷ゼミの合宿がありました。正確に言うと、僕は体調を考慮して(そして文献を読んでいなかったので)、21日からの参加にしました。そして今は、O石ゼミの合宿に向けて論文を進めながら、トフルの試験対策に英語を勉強しています。けっこうパニくっています、そんな感じのわたくしです。
 ●カナダでは、もう勉強一色の毎日、というわけでもありませんでした。最初の一週間は、7時に起きて11時まで英語の勉強、午後からは語学学校へ通い、19時からパブへ行ってビールを飲みながらハルキムラカミの『ノルウェーの森』の英語版をひたすら読むという生活を送っていたのですが、なにぶん、ほとんど誰とも関わらない生活をしていたため、途中から、「これで良いのだろうか」という疑問が頭に浮かんできました。
 「人と会話しないなら、別にカナダ来る必要はないな」と思い直して、第二週目からは、日本人以外の人種の人達と薄く浅く関わり始めました。ヤンキースと(トロント)ブルージェイズの試合を見に行ったり、ケベック州に観光に行ったり、ナイトクラブやディスコに行ったりしていました。
 ●ナイトクラブは、なかなか興味深い場所でした。夜の12時を過ぎたあたりからやたら混んできて、満員電車のなかで踊っているような状況です。ラテン系の人種の人達は、もう、テンションとノリに合わせて抱きつき、キスして騒いでいました。これにはさすがについていけず、ソファーで無力感と敗北感に打ちひしがれました。「こいつらは人間ではなく、獣なのだ」。ステージで踊っている人達を、二階から見下ろしながら僕はそう自分に言い聞かせていました。(たぶん、酒を許容量以上飲んでから参加すれば良かったんだと思いますが)。
 ●現地の新聞は、なかなか学ぶところが多かったです。トロントの地元紙は、「TORONTO STAR」というクールなネーミングの新聞です。トロントでは、町のいたるところに自販機が置いてあるのでそこで買うか、駅の売店で買うというのが普通みたいです。しかしながらフリーペーパーが日本以上に普及していて、電車などでは7割近くの人がフリーペーパーを読んでいるようでした。
 海外の新聞は概して、ニュースを分野ごとに分けているので見やすいです。トロントスターにしろナショナル(カナダの全国紙)にしろ、ニューヨークタイムズにしろ、そのほとんどが国内面、国際面、ビジネス面、エンターテイメント面と分かれていて見やすい。国際面は、日本の新聞に比べると分量が倍くらいあったと思います。日本も参考にするべきでしょう。
 ●トロントは、世界一マルチカルチュラルなシティーとして有名です。中心地は驚くほどコンパクトで、ほとんど歩いて回れます。そして各国ごとに街が分かれていて、チャイナタウンに入るともう中国一色であったり、リトルイタリーに入ると、イタリア料理の店がずらっと並んでいたりと、観光客にとっては歩いて回るのに飽きません。
 僕が行ったなかで一番面白かったのは、やはりボーイズタウンと呼ばれるゲイのストリート。店の大半がゲイの集まる店で、看板がほとんど男の裸。僕が入った店は「WOODY」という名前で(笑)、広々とした店内のテレビには、男性が二人、お互いに身体を洗いあっている映像が流れていました。店には日本人のゲイの人が働いていたので、いろいろと話を聞きました。
 彼曰く、海外のいいところは、多様性を受け入れて生きやすいところだという。日本社会には、目には見えない細かいルールが張り巡らされていて、人の目を気にしなければならない。割とマルチカルチュラルな東京は、人が多すぎてゴミゴミしているからストレスが溜まるのだと。
 これは僕もまったく賛成の意見。東京は人が多すぎる。渋谷になぜあんなに人がいるのか。あの状況は海外の基準からすればクオリティーオブライフを無視していますし、あの人口の過密は、東京に来ないと仕事がないという状況を作ってしまった、政府の政策ミスが原因でしょう。
 また、人の目を気にしすぎる社会は、儒教などが歴史的に日本人のメンタリティーに浸透してしまっているため、これを改善するには相当の長い時間が掛かると思われます。韓国人に「韓国でゲイはどう思われているか」と聞いたところ、「もしゲイだとバレたら自殺するしかない」と言っていました。日本は、韓国(や中国)ほどではないにしろ、まだまだマルチカルチュラルにはほど遠いのではないかと思います。
 ●英語は三週間では、あまり身につきませんね。最低二ヶ月くらいしないと成果が目に見える形で出てこないのではないかと思いました。まあ今回のカナダ滞在は異文化体験ということで良しとします。また九月に試験があるので、それを目指してめげずに頑張りたいと思います。ではでは。

ぐし について

スウェーデンのウプサラ大学大学院政治行政学修士取得、欧州議会漁業委員会で研修生として勤務後(-2013年3月)、ブリュッセルでEU政策や市場動向などを調査の仕事に従事。2014年11月から慶應大学のEUSI研究員。千葉市まちづくり未来研究員(自転車政策)。NPO Rights副代表理事として若者政策(主に若者参画)の提言や分析を行う。連絡先:gushiken17@hotmail.com
カテゴリー: つぶやき・殴り書き, 自分事 パーマリンク

カナダから帰ってきました への4件のフィードバック

  1. えふたか より:

    おかえりー☆
    ディープな話はまた今度聞かせてくれ♪

  2. むっく より:

    おかえり^^
    なにはともあれ無事の帰国に安心です☆

  3. ぐし より:

    >えふたか
    今回はエキサイティングなことは何もなかったよ(笑)。
    あっちでノルウェイの森ずっと読んでただけさ。ふふふ。
    >むっく
    おー、ありがとう。
    トロントは(体感)治安良かったよ、たぶん笑。
    いい町でした。
    また今度話ししましょう☆

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