おぐしの読書覧 2007

 僕のブログは基本的に異論は想定していない。同じような考えの人が集まればよろしいと思いながら書いているからである。この本棚2007も、「おれと同じ本読んでる!(共感☆)」というように、気軽にお友達を増やせれば、何と喜ばしいことであろうか、と思い至り、ここに暴露掲載するのである。もちろん、自分が読んだ本を一望できるという利点も含まれている。よろしくなのだ。
1月(以下、時系列です)
浅羽通明        右翼と左翼☆☆☆☆☆
岩本悠          流学日記☆☆☆☆☆
大石裕          ジャーナリズムとメディア言説☆☆☆
大石裕編         ジャーナリズムと権力☆☆☆☆
シェイクスピア     オセロ☆☆☆
大和田俊之編     ブルースに囚われて~アメリカのルーツ音楽を探る☆☆
柳生望          ロックン・ロール・アメリカン~ポップの社会史☆
宮台真司        終わりなき日常を生きろ☆☆☆☆
シェイクスピア     ロミオとジュリエット☆
シェイクスピア     冬物語☆☆
シェイクスピア     マクベス☆☆☆
岩本悠          こうして僕らはアフガニスタンに学校を作った☆☆☆
宮台・藤原和博    人生の教科書『よのなか』☆☆☆☆
2月
内田樹         子供は判ってくれない(文庫版)☆☆☆☆
宮台真司        制服少女たちの選択(文庫版)☆☆☆☆☆
添谷芳秀        日本のミドルパワー外交☆☆☆
神保哲生        ツバル~地球温暖化に沈む国~☆☆☆☆☆
プラトン         ソクラテスの弁明☆☆☆☆
内田樹         態度が悪くてすいません☆☆☆☆☆
マエキタミヤコ     エコシフト~チャーミングに世界を変える方法~☆☆☆☆
保阪正康        あの戦争は何だったのか☆☆☆☆
細谷雄一        外交による平和~アンソニー・イーデンと20世紀の国際政治~☆☆☆☆☆
内田樹         下流志向~学ばない子供たち・働かない若者たち~☆☆☆☆☆
プラトン         国家(上巻)☆☆☆☆☆
プラトン         国家(下巻)☆☆☆☆☆
3月 
広瀬隆・藤田佑幸   原子力発電で本当に私たちが知りたい120の知識☆☆☆☆☆
宮台・神保       ネット社会の未来像☆☆☆☆☆
ボブ・グリーン     チーズバーガーズ1☆☆☆☆
ジョセフ・ナイ・J    国際紛争☆☆☆☆
西尾漠          なぜ脱原発なのか~放射能のごみから非浪費型社会まで~☆☆☆
見城徹          編集者という病い☆☆☆☆
ノームチョムスキー  メディアコントロール☆☆☆
中村政雄        原子力と報道☆☆☆
中上健次        岬☆☆☆
ミラン・クンデラ     存在の耐えられない軽さ☆☆☆☆☆
清水潔          遺言~桶川ストーカー殺人事件~☆☆☆☆☆
B,アンダーソン     想像の共同体☆☆☆
村上春樹        海辺のカフカ(上)☆☆☆☆
4月
村上春樹        海辺のカフカ(下)☆☆☆☆
細谷雄一        大英帝国の外交官☆☆☆☆
田中明彦        新しい中世☆☆☆☆
大石裕編        ジャーナリズムと権力☆☆☆☆
なだいなだ       民族という名の宗教☆☆☆☆
大平健          やさしさの精神分析☆☆☆
池田潔          自由と規律☆☆☆☆
5月
小川和祐        日本の桜、歴史の桜☆☆☆☆
丸谷才一        笹まくら☆☆☆☆
野坂昭如        受胎旅行☆☆☆☆
丸谷才一        後鳥羽院☆☆☆
入江昭          歴史を学ぶということ☆☆☆
なだいなだ       権威と権力☆☆☆☆
君塚直隆        女王陛下のブルーリボン☆☆
小沢正光        プロフェッショナルアイデア☆☆☆☆
吉村竜児        即興の技術☆☆☆
小林由美        超・格差社会アメリカの真実☆☆☆☆☆
高坂正尭        国際政治~恐怖と希望☆☆☆
藤原帰一        国際政治☆☆☆☆
ロバートケーガン   ネオコンの論理☆
マークレナード     アンチネオコンの論理☆☆☆☆
金子郁容編       コミュニティースクール構想☆☆☆☆
寺脇研          韓国映画ベスト100☆☆☆
苅谷剛彦        教育改革という幻想☆☆☆☆
6月
山崎養世        米中経済同盟を知らない日本人☆☆☆☆☆
宮台真司他       教育「真」論☆☆☆☆
苅谷剛彦        階層化日本と教育危機☆☆☆☆
加藤雅彦        ハプスブルク帝国☆☆☆
バーナードルイス   イスラーム世界の二千年☆☆☆
宮台・神保編      天皇と日本のナショナリズム☆☆☆☆
広田照幸        愛国心の行方―教育基本法改正という問題☆☆☆☆☆
姜 尚中         愛国の作法☆☆☆
香山リカ         私の愛国心☆☆
山内道雄        離島発、生きるための10の戦略☆☆☆☆
小林良彰編       地方自治体をめぐる市民意識の動態☆☆☆
7月
河内孝          新聞社~破綻したビジネスモデル~☆☆☆☆
宮台真司編       こころ「真」論☆☆☆
広田照幸         教育☆☆☆☆☆
田中俊郎編       EU統合の軌跡とベクトル☆☆☆☆
安倍晋三         美しい国へ☆☆
中曽根・西部進     論争・教育☆☆☆
御厨貴          日本の近代3~明治国家の完成☆☆☆☆
バンジャマン       ヨーロッパ統合~歴史的大実験の展望☆☆
内田樹          街場の中国論☆☆☆☆☆
坂野潤治         近代日本政治史☆☆☆
五百旗頭真       戦後日本外交史☆☆☆☆
小林良彰         日本の政治過程☆☆☆
読売新聞社会部    教育再生☆☆☆
学生教育フォーラム  学生による教育再生会議☆☆☆☆
8月
村上春樹        ノルウェーの森(英語版)☆☆☆☆☆
高橋哲哉        教育と国家☆☆
大内裕和        リーディングス・日本の教育と社会④~愛国心と教育~☆☆☆☆
市川昭午        リーディングス・日本の教育と社会③~教育基本法~☆☆☆☆
青木彰          司馬遼太郎と三つの戦争☆☆☆☆
デイビッドフロムキン 平和を破滅させた和平(上)☆☆☆☆☆
9月
広田照幸        日本人のしつけは衰退したか☆☆☆☆☆
鈴木謙介        カーニバル化する社会☆☆☆
夏目漱石        三四郎☆☆☆☆
広田照幸        教育不信と教育依存の時代☆☆☆☆
尾木直樹        教育再生~子供を救うために~☆☆
10月
油布佐和子       転換期の教師☆☆☆☆
福田ますみ       でっちあげ~福岡「殺人教師」事件の真相☆☆☆☆☆★
広田照幸        教育には何ができないのか☆☆☆
高木徹          戦争広告代理店☆☆☆☆☆
田所昌幸編       ロイヤルネイビーとパクスブリタニカ☆☆☆☆
ジェームズショル   第一次世界大戦の起原☆☆☆
市川昭午        臨教審以後の教育改革☆☆☆☆
清水真人        官邸主導☆☆☆☆
小川正人        義務教育改革~その争点と地域・学校の取り組み☆☆☆
苅谷剛彦ほか     欲ばりすぎる日本の教育☆☆☆
藤田英典        義務教育を問い直す☆☆☆☆
11月
内田樹          下流志向☆☆☆☆☆
夏目漱石         こころ☆☆☆☆
夏目漱石         坊っちゃん☆☆☆☆
内田樹          村上春樹にご用心☆☆☆☆
谷口智彦         通貨燃ゆ~円・元・ドル・ユーロの同時代史☆☆☆☆
相沢光悦         ユーロ対ドル☆☆
村田晃嗣         アメリカ外交☆☆☆
12月
吉川元忠         マネー敗戦☆☆☆☆
細谷雄一         外交による平和☆☆☆☆☆
中西輝政         日本核武装の論点☆☆
高坂正尭         現代の国際政治☆☆☆
手嶋龍一         外交敗戦☆☆☆☆☆
村上春樹         神の子たちはみな踊る☆☆☆☆
谷口誠           東アジア共同体☆☆☆
小原雅博          東アジア共同体☆☆☆
伊勢崎賢治        武装解除☆☆☆☆
夏目漱石         草枕☆☆☆

ぐし Gushi について

Currently working for a Japanese consulting firm providing professional business service. After finishing my graduate course at Uppsala University in Sweden (2013), I worked for the European Parliament in Brussels as a trainee and then continued working at a lobbying firm in Brussels(2015). After that I joined the Japan's Ministry of Foreign Affairs, working in a unit dedicating for the negotiations on EU-Japan's Economic Partnership Agreement (EPA/FTA) (-2018). 現在は民間コンサルティング会社で勤務。スウェーデンのウプサラ大学大学院政治行政学修士取得、欧州議会漁業委員会で研修生として勤務(-2013年3月)、ブリュッセルでEU政策や市場動向などを調査の仕事に従事した後(-2015年3月)、外務省で日EUのEPA交渉チームで勤務(-2018年3月)。連絡先:gushiken17@hotmail.com
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おぐしの読書覧 2007 への9件のフィードバック

  1. 植田啓生 より:

    被ったのは「右翼と左翼」くらいですね。
    ちょうどこういう本が欲しいなーと思っていたので、とても参考になりました。
    類似本、というかほぼ同名のムック本で「思想と歴史をわかりやすく解説 日本の右翼と左翼」(別冊宝島)というのがあったので、こちらもあわせてご参照ください。日吉生協で発見しました。

  2. changsu より:

    これ!ちゃんgすのバイブル『ロミオとジュリエット』が一つ星とは何事か!!!

  3. とりい より:

    上から4つ被ったわ。さすが大石ゼミ!テストあったしね。
    浅羽通明は分かりやすいね、
    岩元悠さんすごいよね、学生の身で。。。確か夏くらいに読んだ。
    俺もいつか世界一周したい!!アフガニスタンのはまだだな。
    印税を使ったんだっけ、かっこよすぎる~!

  4. リカピン より:

    リカピン

    リカピン

  5. おぐし より:

    >植田氏
     右翼と左翼は、(彼も書いている通り)まさに本質的な歴史の理解という点で有意義だよね。俺も受験生時代にこういう本を一冊読んでいたら、楽しく歴史を学べたのになぁと思った。
    >チャンス
     ちょっとちょっとちょっと!! 勘違いしないでくれたまえ。おぐし君はロミオとジュリエット大大大好きですよ(><) 特にフランコ・ゼッフィレッリ作の、オリビア・ハッセー=ジュリエット役の作品は、マジ萌え。やばい。胸きゅん。
     たぶんね、この作品がやばすぎるから、台詞版を読んでも想像力が喚起されなかったのではと思うんだよね。その意味での、ほしひとつ、ですわ。
    >とりい氏
     おー悠さんの流学日記読んでたのか!! 仲間だ仲間(^^)(^^)。俺もああいう種類の旅をすればよかったなと思っている。というかこれからはああいう旅をしようと思っているww ちなみに悠さんは今、隠岐の島に移住しているから行けば会えるよー。
     

  6. ちゃんぐす より:

    ちゃんぐすの『子どもは判ってくれない』返しやがれ(;゜∀゜)もはや小串の本棚に入れられてしまった…アワレ…。台詞版は寝る前に音読して一字一句暗記すべきなんですよおぐし君

  7. おぐっし より:

    >ちゃんgす
     「こどもは判ってくれない」返し忘れていたww。
     つかね、↑新しく文庫版を買ってしまったんですよ。だからちゃんすのではないの(><) 海辺のカフカ(←これも忘れてた)とともに返すわ!! 日吉か三田に来るとき、連絡してくれ☆

  8. 広瀬 未来、決して表に出ない……

    詳しくは……

  9. アカデミー賞主演男優賞を受けた男優

    詳しくは……

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